泉房穂(前)市長の御言葉を検証する明石市民の会

泉房穂(前)市長の過去の発言を振り返り、明石や日本の将来について考えます

2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

泉房穂市長が、司法修習同期の橋下徹氏から学んだこと・学ばなかったこと(下)行政マネジメント

前回、前々回の記事では、泉房穂市長が、橋下徹氏から学んだこと、学ばなかったことについて検討してきました。今回は、後房雄教授の論文を参照して、泉市長が、橋下徹氏と河村たかし氏のどちらの行政マネジメント手法を採っているか検証します。

泉房穂市長が、司法修習同期の橋下徹氏から学んだこと・学ばなかったこと(中)5つの騙しの手口

東京大学名誉教授の小森陽一氏は、2012年刊行の論文(というか手記)において、ある政治家が有権者を扇動し、騙す手口を5つに分類して解説しています。泉房穂市長は、司法研修同期の橋下徹氏から、この5つの手口を学び取ったようです。

泉房穂市長が、司法修習同期の橋下徹氏から学んだこと・学ばなかったこと(上)

泉房穂明石市長は、元大阪府知事の橋下徹氏と司法修習の同期です。10年前、市長になってからまだ日の浅い泉市長は、毎日新聞の取材で橋下氏を人物評しています。革ジャン盗人商法など、泉市長が橋下氏から学んだこと、学ばなかったことを検証します。

某市長さんは、もしかすれば深刻なSNS依存なのかしら

ギャンブル依存症は脳の機能障害。快楽物質と呼ばれるドーパミンが依存対象にだけ放出されやすくなり、それ以外の刺激では出にくくなる病態です。SNS依存やツイッター中毒も社会問題化していますが、トップがSNSにのめり込んでしまうと、組織のパフォーマン…

明石市の地価は大して上昇していないという、不都合な(?)真実

泉市長の持論である「子育て対策の充実によって地価が上昇した」とする見解が、インフルエンサーのツイートや、情報サイトでの発信などを通じて拡散されています。しかし、兵庫県各市の公示地価と基準地価の経年推移を比較すると、明石市はさほど地価は上昇…

兵庫県10万人都市税収増加率と明石市の市税

加古川市の岡田康裕市長は、「本当に好循環が生じているのか」「明石市の人口増による税収増は数字のマジック」と泉房穂明石市長に疑問を呈しています。泉市長にならって、県内10万人都市税収増加率を比較して、明石市の税収の実態を検証します。

明石市税の徹底解剖(後編)泉市長在任中の個人市民税、固定資産税、都市計画税の税収伸び率は全国平均を下回る惨状

税収32億円増と泉房穂市長が自慢するのは、2012年度と20年度の個人市民税、固定資産税、都市計画税の3税の合計額の差のようです。しかしながら、この3税の8年間の伸び率は、全国平均を5%も下回っているのが実態で、市長の自慢は詐欺にも等しい愚挙だと言わ…

明石市税の徹底解剖(前編) 市長持論の「人口増が税収増に直結」は大嘘!?

泉房穂市長は、明石市では、人口増が税収アップに結びつく好循環が生じていると自画自賛しています。しかしながら、公式な公表情報を少し覗いてみただけで、この主張は根拠がないことが明らかです。地方税(市税)は、10年間で10%程度増大しているものの、…

無駄な土木予算を削減したという、威勢のいい市長発言は嘘か真か?

泉房穂市長は、日頃から、明石市では公共事業の利権にメスを入れ、無駄な土木費をカットして予算を捻出し、子ども予算に回したんだ、といった趣旨の主張を繰り返しておられます。 しかし、市議会では担当部局長から、市長発言を否定するような答弁がなされて…

史上最悪の台風が迫るときにも、もっぱら自己顕示に勤しむ泉房穂市長

政治家というのは、目立ちたがり屋の集団で、そもそも自己顕示欲が強いヤカラでなければ選挙を勝ち抜くのは不可能でしょう。しかし、災害など深刻な危機事象下で自己宣伝に勤しむ政治家がいたら、はっきり言って政治家失格では?

マスコミを批判し、マスコミ出身を自慢し、そしてマスコミに媚びをうる泉房穂市長

このところ、我らが泉房穂市長様は、ツイッターにおいて、舌鋒鋭くマスコミを批判、糾弾しておられます。ある時はマスコミを徹底的に叩いていると思いきや、ある時は自身がマスコミ出身であることを自慢し、ある時はマスコミに媚びを売ってすり寄るという、…

明石市の人口増加率がNo.1という、あまりに気恥ずかしい噴飯ものの主張(後半)

泉房穂市長は「人口増加率 明石市全国第1位」(ただし中核市の中で)を自画自賛してます。しかし、明石の人口増加率は全市区町村中136位に過ぎません。人口20万以上の自治体に限っても、35位です。中核市の中で1位は自慢すべきことではなく、恥ずべきことな…

明石市の人口増加率がNo.1という、あまりに気恥ずかしい噴飯ものの主張(前半)

明石市のウェブサイトや市長のツイートで、明石市の人口増加率ナンバーワンを謳っているのは滑稽です。「明石は子育て支援が充実している」という風説によって、転居先に明石を選択した子育てファミリーも一定数存在することは否定しません。しかし、子育て…

実のところ、市長はジェンダー平等には興味がないのでは?(後編)子育てママを愚弄する本性

雑誌『女性自身』のインタビュー記事において、泉房穂明石市長は、「赤ちゃんを抱えたお母さんを当選させたい」と語っています。この発言には、女性や子育て、議会制民主主義を軽んずる泉市長の浮薄な信条・価値観がものの見事に凝縮されています。

実のところ、市長はジェンダー平等には興味がないのでは?(中編)市政における女性登用

泉房穂市長のもとでの明石市政における女性登用の状況について検証します。 女性管理職割合は県内29市中12位に留まっていますが、この事実は、泉市長殿がトップランナーだの、「ガラスの天井」をなくす、「吹き抜け」にするだのといった威勢のいい言葉を発し…

実のところ、市長はジェンダー平等には興味がないのでは?(前編)ツイート分析

泉市長のツイート内容を振り返ると、ご自身は本音の部分ではジェンダー平等にはそれほど関心はなく、マイノリティ問題を生業とする論壇エリートを意識したウケ狙いのパフォーマンスに過ぎないことが明らかです。

図書館新設を巡る「手柄独占」と「分断工作」を意図した市長ツイート

泉房穂市長は、12月8日の市議会において宮坂祐太議員の質問に対する答弁で、図書館整備を公言しました。この質疑や施策自体を否定するものではありませんが、その後の市長のツイートは「手柄独占」と「分断工作」を意図した余りにもアンフェアで不誠実極まり…

明石市の図書館、「本のまち」と呼ぶには恥ずかし過ぎませんか?

泉房穂市長は、「本のまち明石」を標榜してはいるものの、他の中核市の市立図書館の蔵書数と比較すると、明石市の蔵書数は見劣りします。 もっと蔵書を増やさない限り、「本の年間貸し出し数300万冊」という政策目標は画餅に終わってしまうでしょう。

明石市の待機児童対策費126億円の3/4は国依存、1/4は借金依存の現実

明石市では待機児童対策として、保育所施設の新築・増築に7年間で125.6億円が投入されており、その財源としては、国からの補助金が93.5億円(74.5%)、市が起債した借金が30.9億円(24.6%)を占めています。 また、公立保育所の施設整備にも、7年間で3.7億…

明石市の子ども政策は、財政面で国と県に3分の2以上依存しています

泉房穂明石市長は「国や県は子どもに冷たい」というのが持論で、明石市の子育て支援策について「県や国にケツを拭いてもらったことなど、ありません」などと豪語しています。 けれども実際には、明石市では国や県に大きく財政依存して子育て施策が行われてお…