泉房穂(前)市長の御言葉を検証する明石市民の会

泉房穂(前)市長の過去の発言を振り返り、明石や日本の将来について考えます

『国民負担率』問題でバズり、自己陶酔に浸る泉房穂明石市長 臨床心理士の分析は?

世界でも類を見ないスピードで進行する高齢化、長期的な経済低迷に加え、新型コロナウイルス感染症の流行、出生数の激減、ウクライナ戦争、米中対決、北朝鮮の挑発、日本の国際的地位の続落などなど暗いニュースが続き、ここ最近、日本社会の先行き不透明感、虚無感がますます強くなっています。

 

ごく一握りの「勝ち組」を除き、多くの日本国民にとっては実質賃金が上昇せず、社会保険や年金などの「天引き」ばかりが膨らんでいるように感じられ、漠とした不平や不満、そこはかとない怒りのような負の感情が社会全体に充満しています。

 

このような暗雲がたちこめたような世相においては時として、口先では庶民の代弁者を自認し、正義のヒーローを装うデマゴーグが登場し、やるせない気持ちや鬱憤に満ちた庶民に迎合し、彼らの人心を掌握しようと企てます。

 

ここで、2023年2月22日20時27分の、我らが泉房穂市長のツイートを引用します。このツイートは、なんと計1830万件表示され、4.4万件リツイートされ、14.2万件の「いいね」が寄せられたようです。

日本の『国民負担率』は“47.5%”。国民は諸外国並みにすでに十分過ぎるほど負担をしている。にもかかわらず、子育て支援も介護負担の軽減も一向に進まない。私たちのお金は、一体どこに消えているのだろう。江戸時代よりひどい時代に、私たちは生きているのかもしれない・・・

 

上記ツイートはバズりにバスって、うなぎのぼりで表示件数やいいね件数が激増していったようで、そのことが泉市長はよっぽど嬉しかったのでしょう。2月24日午前8時には、自身のツイートのトップ画面を引用しつつ、次のようにつぶやいておられます。

朝起きてツイッターを開いたら、フォロワー数が急増していて驚いた。「国民負担率」や「官房副長官の発言」に関するツイートがバズったからだと思われるが、それだけ国民の多くが、今の政治やそれに甘い大マスコミの報道に満足していないということなんだろうと受けとめている。

 

泉市長の脳内の神経細胞からはエンドルフィンが止め処なく分泌され、高揚感、多幸感、自己陶酔感に浸っておられたに違いありません。2月24日昼の時点で、めでたく『1230万回表示』『12.7万件のいいね』に達したようで、午後0時18分には、極度の興奮状態の中、次のようにつぶやいています。

『1230万回表示』って、このツイートが1230万回、どこかに表示されたってこと? 『12.7万件のいいね』って、12万7千人が「いいね」を押したってこと? 数字が増えれば増えるだけ、『国民負担率』が減っていくならいいけど、そうじゃない。「表示」と「いいね」だけじゃ足りない。政治を変えよう!

 

その後も市長の精神高揚は収まらず、さらに6月24日18時24分には、この世をばわが代の気分に浸り、勝ち誇ったかのようにフォロアー増を誇示しておられます。

今、ツイッターのフォロワー数を見たら、朝から10時間ほどで5000人近くも増えている。これって、どういうこと。国民負担率47.5%なのに、官房副長官が無責任な発言をし、政調会長も所得制限撤廃すらやる気のない国政に、みんな思うところがあるということ? それとも何か他の理由なのかなぁ・・・

 

この18時24分のツイートでは午前8時のツイートが自己引用されさており、嬉々として干しダコが並んだ自身のトップ画面を連写しておられます。

 

一連のツイートを見た臨床心理士のコメント

今回挙げた泉市長殿の一連のツイートを知り合いの臨床心理士に見せ意見を求めたところ、次のような冷静なコメントが返ってきました。この心理師は、泉市長のことを全く存じ上げないようでしたが、さすが専門家です、複数のツイートを見ただけで、泉市長の性格を完璧に推測してくれました。

 

この人は、自己愛が著しく強く、自己を過大評価して主導的にふるまい、誇大性を維持しようとする自己中心的な傾向性が顕著です。また、自己優越的感情操作(他人に「すごいね」と言ってもらおうとして、自分が優れていると思うところをしれっとアピールする)も目立ちます。

 

「自己愛」とは、自尊心に近い考え方であり、ありのままの自分を価値があるものと考えて大切に思うことです。本来、人間が生きていく上で普遍的かつ必要不可欠なもので、誰もが「自己愛」を持っています。ところが、「自己愛」に対する捉え方が歪んでしまい、ありのままの自分を愛することができなくなると、「自分は優れていて素晴らしく、特別で偉大な存在である」と思い込んでしまいます。

 

このような特性の人は、傲慢さを示して、周囲に優越性を誇示して、権力を求め続ける傾向があります。周囲の人に称賛を求め、時に人を利用して手柄を横取りしようとすることもあります。

 

また、他者に対する共感能力を欠き、自身の都合の良いように他者を振り回したり、周囲の人を見下して優越感を得ようするとするのも特徴です。このため、人間関係においてトラブルを抱えることが多くなり、家庭や職場における「モラハラ」や「パワハラ」の加害者の典型例の一つです。

 

逆に、このような人物は、歪んだ「自己愛」により正常な自己像が確立されていないため、臆病で非常に傷つきやすい側面も併せ持つのが一般的です。損得や利害関係に神経質で周囲からの評価を常に気にしており、時に抑うつ状態や引きこもりになったりすることもあります。

 

このような心理特性は、生まれつきの先天的要素と、後天的な生育環境の両方が関わっていると考えられますが、それにしても臨床的に非常に興味深い深い人物ですね。

 

 

とまれ、我らが泉房穂市長は、『国民負担率』問題のように庶民感情に働きかけるツイートを放つと、社会政治情勢に不平・不満を有する庶民にとって一服の清涼剤として機能し、彼らの支持を動員することができる、ということを悟ったようで、その後も、庶民ウケ狙いで迎合的なツイートを時々連発しておられます。

 

泉市長は、あまりにも自身たっぷりに熱弁を振うものだから、十分な懐疑的判断能力を持たない「不平分子愚民」が、市長の主張を真に受けてしまうのも無理の無いことかもしれません。

 

だけど、薄っぺらいつぶやきでバズればバズるだけ、フォロアーが増えれば増えるだけ、ツイートの表示が増えれば増えるだけ、「いいね」の数字が増えれば増えるだけ、真っ当な事理弁識能力を有する人たちからの支持や評価を失われていっているという事実に、自己愛だけが溢れかえった泉房穂なる人物は未だに気づいていないようでね。

 

泉市長殿、このところ、体調が芳しくないとの噂も耳にしますが、くれぐれも、ご自己愛くださいね。おっと失礼、「ご自己愛」ではなく「ご自愛」くださいね。

 

 

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